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mako watanabe    ***   like the ocean we share, we are one in the same   ***               動物関連の記事を選びたい方は、カテゴリーの <ペット問題><@仕事> <動物福祉><動物関連イベント> からご覧ください。
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昨夜、かかってきた電話の主はリエさん。
絵本作家のきたやまようこさんの紹介で、何度も会っている人だ。
驚いたのは、第一声から泣き声だったこと。
しかも「しくしく」でない、号泣。
どうしたのかと思いきや『犬と、いのち』を読んでくれたところなのだと言う。

知り合って2年ほど。
その間、今まで彼女との話題に動物が出てきたことは一度もなかった。
単に興味がないのかと理解していたら、そうではなかったらしい。

「怖かった。だから逃げていた」
その罪悪感に圧されるような声。

私も同じ。
ずっと長い間、目を逸らせ耳を塞いできた。
だから、こうした問題に直面して戸惑う人の気持ちが手に取るようにわかる。
その痛みが、自分の胸の奥にある塊と重なる。

99年の6月、ちょうど今ごろの時期に初めてシェルターを取材した。
あのときの、どうしようもない動揺、やりきれなさ、無力感と怒りと自責の念は、今もこの問題に携わる源かな……

以来、同じ思いに涙する人からメールや手紙をもらうたび、抱きしめたい気持ちになる。
だいじょうぶ。
私たちは正しい方向を知っているし、同じ場所を目指す人は確実に増えている。

「犬や猫がかわいそう」と、それだけをアピールしたいのではない。
人間が、人間の都合でつくったペットと呼ばれる生き物を、不要になれば簡単に捨て去り、税金で殺処分を行う現実を知ってほしいと思う。

一握りの飼い主による不始末のツケを、国民全員と行政職員が払わされているという矛盾を。
ボランティアたちがレスキュー活動にかける時間とお金と、そこにどれほどの精神的負担があるかを。

その上で、見てほしい。
「いらない」と遺棄された生き物が、それでも人を信じて待つ姿を。
自分を捨てた人でも、虐待した人でも、彼らはいつまでも大好きなのだ。



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