mako watanabe ***
like the ocean we share, we are one in the same ***
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あーもう、年齢の壁というもの?
数年前までは自信があった基礎体力も、最近はまったくだめ。
昨日の午後から何となく例の寒気を感じ、夕方には頭痛が訪れ、かろうじて夕飯の支度を終えると7時にはダウン。
汗かくほど温めて11時前には強行に眠り、6時に目覚めると痛みはうっすら残っている。
う〜ん、どうしようか?
途中で具合が悪くなっては、他の方たちにご迷惑をかけてしまう。
頭痛と相談しながら、取りあえず出かける支度をして待ち合わせ場所までは行くことにした。
コンビニで温かいお茶とバウムクーヘンを買い、明治神宮前に到着。
鳥居の近くに立っていると、深い緑の匂いに頭の芯が洗われてすっきり。
明治神宮はパワースポットなのよね。
今度、絶対にお礼のお参りをします。
だって今日は、先週に引き続いて定点定時収集のトラックについてゆく日だったから!
先週は高速の上で「雪のため中止」の連絡を受けた私たち。
今週は、いるのかな、いないのかな。
もちろん、いるとも。
私が収集車に近づいたとき、すれ違った男性が置いて行った箱の中に。

「飼い猫」だそうだ。
すでに十数匹を持ち込んだ「飼い主」だそうだ。
「これで最後」なのだそうだ。
振り返ると、その男性の車が走り去るところだった。

「このままじゃ、息もできなくてかわいそうだ」
職員さんが、猫たちをケージに移そうとした。
でも、ごみ袋の口は堅く縛ってあり、なかなか解けない。
少なくとも数ヶ月間、近くで暮らした生き物をつかんでごみ袋に入れ、その口を堅く堅く縛ったのだ。
ハサミで切らなくちゃならないほどに。
思わず車が去った方角を、もう一度見た。
ようやく呼吸ができた、きれいな猫たち。
職員さんは、猫缶を用意してくれていた。
「暗いほうが落ち着くから」
そう言って、トラックの扉を静かに閉じた。
「もっと小さければミルクをやるんだけどね」

こういう場は初めてじゃないし、こういう場面は想定済みだし、全部知ってることで、分かってること。
でもやはり、毛細血管が凍るような悪寒と、猛烈な怒りと、底知れない恐怖を感じる。

これが普通の出来事で、日常的に行われることだなんて、私は恥ずかしい。
同じ光景を繰り返し見続けてきたことが、もどかしい。
情けない、悔しい……
ごめんなさい
ももママさんと華ママさんの車には空のケージを載せているのに、次のスポットに犬はいなかった。
いないのが、いいのか、わるいのか……
でも、どのみち捨てられる身なら、彼女たちが待ち構える今このときにと願ってた。
「センターに行ってみる?」
センターには、たくさんいるけれど、いきなり訪ねてもらえるはずもない。
それなのに、この人たちは躊躇する間もなく何十キロも車を走らせる。
案の定、センター窓口で手続きを促され、しかも担当者の手が塞がっていた。
そのとき、一台の軽トラックが駐車場に入ってきた。
助手席に子犬の頭が見えたのを、ももママと華ママは見逃さなかった。
2人はすいと近づき、何のためらいもなく話しかけた。

「畑に2頭でやってきた子犬に、弁当をやっていたんだ」
「もう1頭は、どこかへ行った」

やわらかな毛並みの、愛らしい子犬。
華ママに抱かれて、車に載せられた。
早速おいしいものをもらうと、いくらでも食べた。

車の中で、ちょっと鼻啼きしただけ。
そのあと、しばらくこうして、今来た道を見ていた子犬。

もう、あそこへは戻らないんだよ。
絶対に。

大の大人4人が、大型の車二台で往復250キロあまりを走って救った、ひとつのいのち。
(私は頭数だけど)
偶然のタイミングなんかじゃない、彼女たちの気持ちがたぐり寄せたいのち。
こうして、たくさんのボランティアたちが日々、奔走している。
個人ができることの限りない大きさに、素直に感動した。

数年前までは自信があった基礎体力も、最近はまったくだめ。
昨日の午後から何となく例の寒気を感じ、夕方には頭痛が訪れ、かろうじて夕飯の支度を終えると7時にはダウン。
汗かくほど温めて11時前には強行に眠り、6時に目覚めると痛みはうっすら残っている。
う〜ん、どうしようか?
途中で具合が悪くなっては、他の方たちにご迷惑をかけてしまう。
頭痛と相談しながら、取りあえず出かける支度をして待ち合わせ場所までは行くことにした。
コンビニで温かいお茶とバウムクーヘンを買い、明治神宮前に到着。
鳥居の近くに立っていると、深い緑の匂いに頭の芯が洗われてすっきり。
明治神宮はパワースポットなのよね。
今度、絶対にお礼のお参りをします。
だって今日は、先週に引き続いて定点定時収集のトラックについてゆく日だったから!
先週は高速の上で「雪のため中止」の連絡を受けた私たち。
今週は、いるのかな、いないのかな。
もちろん、いるとも。
私が収集車に近づいたとき、すれ違った男性が置いて行った箱の中に。
「飼い猫」だそうだ。
すでに十数匹を持ち込んだ「飼い主」だそうだ。
「これで最後」なのだそうだ。
振り返ると、その男性の車が走り去るところだった。
「このままじゃ、息もできなくてかわいそうだ」
職員さんが、猫たちをケージに移そうとした。
でも、ごみ袋の口は堅く縛ってあり、なかなか解けない。
少なくとも数ヶ月間、近くで暮らした生き物をつかんでごみ袋に入れ、その口を堅く堅く縛ったのだ。
ハサミで切らなくちゃならないほどに。
思わず車が去った方角を、もう一度見た。
ようやく呼吸ができた、きれいな猫たち。
職員さんは、猫缶を用意してくれていた。
「暗いほうが落ち着くから」
そう言って、トラックの扉を静かに閉じた。
「もっと小さければミルクをやるんだけどね」
こういう場は初めてじゃないし、こういう場面は想定済みだし、全部知ってることで、分かってること。
でもやはり、毛細血管が凍るような悪寒と、猛烈な怒りと、底知れない恐怖を感じる。
これが普通の出来事で、日常的に行われることだなんて、私は恥ずかしい。
同じ光景を繰り返し見続けてきたことが、もどかしい。
情けない、悔しい……
ごめんなさい
ももママさんと華ママさんの車には空のケージを載せているのに、次のスポットに犬はいなかった。
いないのが、いいのか、わるいのか……
でも、どのみち捨てられる身なら、彼女たちが待ち構える今このときにと願ってた。
「センターに行ってみる?」
センターには、たくさんいるけれど、いきなり訪ねてもらえるはずもない。
それなのに、この人たちは躊躇する間もなく何十キロも車を走らせる。
案の定、センター窓口で手続きを促され、しかも担当者の手が塞がっていた。
そのとき、一台の軽トラックが駐車場に入ってきた。
助手席に子犬の頭が見えたのを、ももママと華ママは見逃さなかった。
2人はすいと近づき、何のためらいもなく話しかけた。
「畑に2頭でやってきた子犬に、弁当をやっていたんだ」
「もう1頭は、どこかへ行った」
やわらかな毛並みの、愛らしい子犬。
華ママに抱かれて、車に載せられた。
早速おいしいものをもらうと、いくらでも食べた。
車の中で、ちょっと鼻啼きしただけ。
そのあと、しばらくこうして、今来た道を見ていた子犬。
もう、あそこへは戻らないんだよ。
絶対に。
大の大人4人が、大型の車二台で往復250キロあまりを走って救った、ひとつのいのち。
(私は頭数だけど)
偶然のタイミングなんかじゃない、彼女たちの気持ちがたぐり寄せたいのち。
こうして、たくさんのボランティアたちが日々、奔走している。
個人ができることの限りない大きさに、素直に感動した。
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