mako watanabe ***
like the ocean we share, we are one in the same ***
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昨日、やっとプリンターを買った。
店員さんにいろいろ質問したところ、今は複合機が主流なのですってね。
知らなかった……。
彼は忍耐強く操作を説明してくれながら、
「使えばわかります。カンタンです。携帯電話と同じ」
でもねえ、その携帯電話だって、オバチャンたらかけるのと受けるのだけだもんねえ。
メールもほとんどしないし。
だって、指一本でぎこちなく打ってるうちに、待ち合わせ場所に到着してしまうから。
ともあれ、必要事項リストのトップ項目はクリアした。
えらいじゃないか。
現品が到着してから箱を開けるまでが、また長くなると思うけど……
店を出たら雨が激しくなってきたので、予定をひとつはしょろうか考えていたら、渋い声が、
「あのー、すいません」
左斜め後方の視界に男性の姿を確認す。
いやあねえ、と思い、聞こえないふりをする。
「えー、すいません」
しつこいわね、という目で見やる。
「銀座の和光はどこですか?」

ひいいー
この年になってナンパされたと思うとは、なんて、なななんてのぼせ上がっているんだ!?!?!
ほんと恥ずかしい!
いきなり笑顔になるのも何なので、仏頂面は崩さず、でも声だけはがらりと愛想良く、お詫びの意味も込めて懇切丁寧にご説明申し上げた。
彼の目的地が、スーパー方向音痴の私でもわかるとこで良かった……

打ち合わせを済ませ、本屋さんに寄り、デパートの地下でお遣いものを購入。
しかし、もたもたしてるから銀行に行かれなかった。
ベーキングパウダーも買えなかった。
従ってバナナが熟して黒々としちゃってるのに、まぁだバナナブレッドが焼けない。
だいたい、用事を溜めに溜めて、全部を一日で済ませようとするからこうなるのだ。
もっとこまめに動いたらよかろう。
友人に説教されながら、映画館の待ち合いベンチに腰掛けていた。
するとそこへ、二人組の女性がレジ袋をいくつも両手に下げ、慌ただしくやってきた。
上映時間まではまだ間があるから急がなくていいのに、と思ったら、やおらガサゴソガサ……
「どう、これ美味しそうでしょう?」
「あっらー!」
「ね、あなた好きでしょ。食べて、食べて」
その人は、まずカスタードクリームがたっぷり入ったパンを食べた。
直径10センチくらいのサイズのそれは、最初の一口で4分の1が消えた。
あっ、と思ったら、カツサンドをかじった。
8枚切りの食パンに厚いカツが挟まっており、しかも半分にカットされた大きなサイズ。
クリームパンからカツサンドへ移る前に、せめてお茶くらい飲んでほしかった。
ちょっと目を離した隙に、今度は箸を使ってサラダを口に運んでいる。
バニラエッセンスと濃厚ソースと酢の混じった匂いが漂う。
そのあと、ペストリーが出てきた。
最初に戻って、同じローテーションの繰り返し?
いや、その前に順番を間違えてないか?
目まぐるしい午後を経て、勢いよく食べる人を見て、非日常だなあと思いながら見た映画が、これ。
キャラクターのかわいいことっ。
チシャ猫、双子のトゥイードルディーとトゥイードルダム、いも虫、カエル、白ウサギ、白の女王に忠実な犬。
赤の女王に仕えるサルやブタへの処遇は、明らかに虐待だけど。
ハッター役のジョニー・デップは言うに及ばず、彼はこういうのが本当に好きなんだろうな。
ビートたけし氏が、かぶり物やおかしなメイクを好むのに通じるものを感じる。
が、この作品でその点、出色なのは、どーしたってヘレナ・ボヘム・カーターね。
もう圧巻。
内容は別として、影像は大いに楽しめた。
しかし!
3Dより、やはり普通の映画のほうが好き。
まず3Dは画面が暗い。
めがねが重い。
立体的に見えても「で?」って思う私は、夢がないでしょうか。

「アリス」と言えば「不思議の国」。
昨年秋に矢崎潤さんのお話を聞くまでは、私もそうだった。
今は、彼の心に棲む小さなポメラニアンを思う。

店員さんにいろいろ質問したところ、今は複合機が主流なのですってね。
知らなかった……。
彼は忍耐強く操作を説明してくれながら、
「使えばわかります。カンタンです。携帯電話と同じ」
でもねえ、その携帯電話だって、オバチャンたらかけるのと受けるのだけだもんねえ。
メールもほとんどしないし。
だって、指一本でぎこちなく打ってるうちに、待ち合わせ場所に到着してしまうから。
ともあれ、必要事項リストのトップ項目はクリアした。
えらいじゃないか。
現品が到着してから箱を開けるまでが、また長くなると思うけど……
店を出たら雨が激しくなってきたので、予定をひとつはしょろうか考えていたら、渋い声が、
「あのー、すいません」
左斜め後方の視界に男性の姿を確認す。
いやあねえ、と思い、聞こえないふりをする。
「えー、すいません」
しつこいわね、という目で見やる。
「銀座の和光はどこですか?」
ひいいー
この年になってナンパされたと思うとは、なんて、なななんてのぼせ上がっているんだ!?!?!
ほんと恥ずかしい!
いきなり笑顔になるのも何なので、仏頂面は崩さず、でも声だけはがらりと愛想良く、お詫びの意味も込めて懇切丁寧にご説明申し上げた。
彼の目的地が、スーパー方向音痴の私でもわかるとこで良かった……
打ち合わせを済ませ、本屋さんに寄り、デパートの地下でお遣いものを購入。
しかし、もたもたしてるから銀行に行かれなかった。
ベーキングパウダーも買えなかった。
従ってバナナが熟して黒々としちゃってるのに、まぁだバナナブレッドが焼けない。
だいたい、用事を溜めに溜めて、全部を一日で済ませようとするからこうなるのだ。
もっとこまめに動いたらよかろう。
友人に説教されながら、映画館の待ち合いベンチに腰掛けていた。
するとそこへ、二人組の女性がレジ袋をいくつも両手に下げ、慌ただしくやってきた。
上映時間まではまだ間があるから急がなくていいのに、と思ったら、やおらガサゴソガサ……
「どう、これ美味しそうでしょう?」
「あっらー!」
「ね、あなた好きでしょ。食べて、食べて」
その人は、まずカスタードクリームがたっぷり入ったパンを食べた。
直径10センチくらいのサイズのそれは、最初の一口で4分の1が消えた。
あっ、と思ったら、カツサンドをかじった。
8枚切りの食パンに厚いカツが挟まっており、しかも半分にカットされた大きなサイズ。
クリームパンからカツサンドへ移る前に、せめてお茶くらい飲んでほしかった。
ちょっと目を離した隙に、今度は箸を使ってサラダを口に運んでいる。
バニラエッセンスと濃厚ソースと酢の混じった匂いが漂う。
そのあと、ペストリーが出てきた。
最初に戻って、同じローテーションの繰り返し?
いや、その前に順番を間違えてないか?
目まぐるしい午後を経て、勢いよく食べる人を見て、非日常だなあと思いながら見た映画が、これ。
キャラクターのかわいいことっ。
チシャ猫、双子のトゥイードルディーとトゥイードルダム、いも虫、カエル、白ウサギ、白の女王に忠実な犬。
赤の女王に仕えるサルやブタへの処遇は、明らかに虐待だけど。
ハッター役のジョニー・デップは言うに及ばず、彼はこういうのが本当に好きなんだろうな。
ビートたけし氏が、かぶり物やおかしなメイクを好むのに通じるものを感じる。
が、この作品でその点、出色なのは、どーしたってヘレナ・ボヘム・カーターね。
もう圧巻。
内容は別として、影像は大いに楽しめた。
しかし!
3Dより、やはり普通の映画のほうが好き。
まず3Dは画面が暗い。
めがねが重い。
立体的に見えても「で?」って思う私は、夢がないでしょうか。
「アリス」と言えば「不思議の国」。
昨年秋に矢崎潤さんのお話を聞くまでは、私もそうだった。
今は、彼の心に棲む小さなポメラニアンを思う。
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