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mako watanabe    ***   like the ocean we share, we are one in the same   ***               動物関連の記事を選びたい方は、カテゴリーの <ペット問題><@仕事> <動物福祉><動物関連イベント> からご覧ください。
クータの飼い主(私の母ですが)が旅行中のため、連続して散歩中のことです。





車道を隔てた向こう側の歩道を、盲導犬ユーザーさんが歩いていた。
方角がわからなくなったのか、横断歩道のないところで道を渡ろうとして、点字ブロックを探しているようだが、そこは段差が高くて危ない。
しかも、割とハイスピードの車が角を曲がってくるところだ。

私たちはガードレールに阻まれていたので、道の反対側から「そこは渡れませーん!」と大声で知らせた。
ユーザーさんには聞こえたのだが、今度は壁に向かって歩き始めてしまった。
盲導犬が一緒なのでぶつかることはないけれど、念のため「少し右に向いて歩いてくださーい!」と、再び叫んだ。

ユーザーさんは右手を上げて「ありがとう!」と言い、そのまま真っすぐ歩き、次の角を曲がって行った。
先ほどまでの不安そうな感じでなく、方向感覚を取り戻した、自信が戻った歩き方だった。





さて、言いたいのは、どうして私が道の反対側から叫ばなくてはならないかだ。
だって、彼のすぐ後ろには30人くらいが並んでいた。
そこは美術館の入口で、開館を待つ人の列の前だったのだ。

盲導犬と歩いているのだから、視覚障害者ということは一目瞭然のはず。
見ず知らずの人に声をかけるのが躊躇われる気持ちは、もちろんわかるけれど、明らかに危ないときは、とにかく知らせてください。

盲導犬ユーザーさんに取材させていただいたとき、いろいろな体験談を伺った。
道に迷い、路上で「すみません」と言ってみても、誰も立ち止まってくれなかった。
信号待ちをしていたら、いきなり無言で腕をつかまれて驚いたのだが、その人は誘導してくれるつもりだった、と。

「ご一緒しましょう」とか「だいじょうぶですか」とか、口に出してみれば意外とカンタンです!
もしもいらぬお世話だったら、それはそれでオッケーとしましょう。





「身体障害者補助犬法」により、すべての公共施設と交通機関、民間の施設も、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴を拒否することはできません。
でも、彼らが歩きやすいか、働きやすいかは、私たち市民の理解と協力いかんです。
ユーザーさんの立場を想像してみてくださいね。

想像してみると……大声で呼びかけるとき、最初に「ユーザーさん!」と言ったほうがよかったかも。
次からは、そうしようっと。

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