mako watanabe ***
like the ocean we share, we are one in the same ***
動物関連の記事を選びたい方は、カテゴリーの <ペット問題><@仕事> <動物福祉><動物関連イベント> からご覧ください。
激動の土曜日であった!
その幕開けは目覚めた瞬間だ。
?
右の耳がヘン。
エレベーターで高層階に昇るときのような違和感。
同じような感覚は2年ほど前に経験したことがある。
忘れもしない、帝京科学大学でお話させていただいたときだ。
マイクを通して聞こえる自分の声が、なんだかちょっと? と思ったのだけど、まったく聞こえないわけじゃなし、そのうち治るのだろうと放っておいた。
私の場合、このパターン多いですねえ。
目が充血しても、ほんのちょっと立ちくらみしても、仕事を休んで病院へ急行するツジさんは、こんな私を野蛮なヒトと考えているらしい。
もとい、その2年前当時は一ヶ月か二ヶ月か過ぎてから、何かのついでにクリニックに寄って検査してもらった。
そのとき医師は、ツジさんと同じ目をして言ったものだ。
「難聴は、すぐに治療を始めるものですッ!」
こうした経緯があったもので、二度と軽蔑されてはならじと立ち上がったワタシ。
しかし、あいにく件の総合クリニックでは土曜日は耳鼻科がお休みだ。
月曜日まで待つか?
いやいや、今度こそ早期治療ですっきり治したい。
診察券をパラパラ探すと、近所に古くから開業している小さな診療所の一枚が出てきた。
見ると「診療科目」に耳鼻科も含まれている。
まぁ、今回はとにかく「早期」に重きを置いて、行くだけ行っとく?
扉を開くと、どよーんとした雰囲気。
壁に貼ったポスターも、そこはかとなくレトロ。
地元密着半世紀といったところか、入ってくる人がすぐにお喋りを始める。
でも、その時点ではまだ不安はなかった。
診察が始まるまでは。
先生の前の丸イスに座り、質問に答える。
すると、先生は何度も聞き返す。
……私は普通に喋れていないのか?
聞こえづらいがゆえ、小さな声で喋っていることに自分で気づいてないのだろうか?
あれっ、あれっ、と思いながら、頑張って大きな声で現状を訴える。
うろたえる、も、ちょっと入っていたと思う。
と、その瞬間、先生の耳に肌色の物体を発見。
補聴器じゃないの!
まじですか……と思いながらカーテンで仕切られただけの「耳鼻科」というプレートが掲げられたスペースへ移動。
椅子の背もたれと腕を載せるところはビニールが破れ、白い詰め物が飛び出している。
薬品入れのガラス瓶は、もわっと埃をかぶっている。

トレイには、いつ消毒したんだか分からない銀色の耳鼻科用器具が、黄ばんだガーゼの上に放置されている。
そして私の顔のすぐ前には、両耳補聴器の先生が、長さ30センチもあろうかという金属製の菜箸のような棒を持ち、人の善さそうな笑みを浮かべて立っているではないか。

(実際には、せいぜい15センチくらいだろうと思うのだが)
「あ、忘れてた」という顔をして、私にイヤホンのような物を付けさせ、細くて黒いホース状の管でつながった反対側のイヤホンを補聴器の代わりに自分の耳に入れた。
なに?
これは何だ?
どんな意味が?
問う間もなく、えっっ……センセイ、手元は確かでしょうかッ!
硬質の菜箸は鼻の奥まですすいと入れられる。
しかも、そのままの状態でしばし休憩ときた。
補聴器先生とはなぜか糸電話ならぬ耳ホースでつながれて。
その姿を想像しないよう、必死にこらえる。
だって、この体勢で吹き出したりしたら恐ろしいではないか。
やがて、じわ〜り薬の苦い味が鼻腔から口に下りてきて広がる。
大正時代の椅子でのけぞること数分、それはそれは生きた心地がしない時間であった。
小学生のときに怖くてページを開けなかった梅津かずおマンガがフラッシュバックした。
突発性難聴との診断をいただき、処方された薬を手にダッシュで帰宅。
出かける支度をし、エストネーションで小箱入りブーケを購入して、
向かった先は、久しぶりの横浜。
それにしても週末の横浜駅の混雑といったら、なめちゃいけませんね。
まさに立錐の余地なく、真っすぐ歩けない。
何とか人混みを抜け、ベイシェラトンの28階へ。
この日は、きたやまようこさんの第56回産経児童出版文化賞受賞を祝して、ようこさんの担当編集者であるノリコさん、友人のサッちゃん、リエさんと集まったのだ。
ランチを終え、デザートのころにろうそく付きのケーキを運び込んでもらい、プレゼントと花を渡して写真を撮ったのだけど……。
悪いのは私じゃなくて、携帯電話だと思う!
新しく買い替えた機種は、どうも動きが遅い。
いちいち保存しないと写真が消えてしまうし。
という諸事情のため、一枚もなし。
数日中に、ようこさんのブログにアップされるらしいです……。
昨年末、そのメンバーで食事をしたときには、私は四十肩がピークを迎えており、ようこさんの「完治に3年かかった」発言に呆然とした。
その後どぉ?
と訊ねられたが最後、割愛するのも面白くないので、順を追って結膜下出血、ぎっくり腰、そして今朝なりたてホヤホヤの突発性難聴を報告する。
聞いていたサッちゃんが、ポーチから漢方薬を二種類取り出した。
「はいこれ、食前に飲む!」
ありがとね。
薬剤師であるサッちゃんによれば、恐らくすべての原因はストレスと言う。
四十肩も難聴も同じ右側に起こっているのは、そこの血管が収縮しているからで、首も凝っているはずよと指摘された。
ストレスねえ。

だとしても、この日に喋ったことで結構な発散はできたと思う。
お店の方が撮ってくれた写真を見ると、身体に一番ガタがきている私が、嬉しそうに大きく写っている。
「マコさんが一番元気そうじゃない」
みなさんに言われた……。
その後、ランチタイムが終わったことを告げに現れたボーイさんにティータイムのメニューを要求し、我々は居座り続けた。
結果、冷房の風を受ける席に座っていた私は冷えきって、帰りの電車の中で具合が悪くなってぐったり。
そうなのだ。
乗り物や建物の冷房から我が身を守る季節が到来したのだ。
その幕開けは目覚めた瞬間だ。
?
右の耳がヘン。
エレベーターで高層階に昇るときのような違和感。
同じような感覚は2年ほど前に経験したことがある。
忘れもしない、帝京科学大学でお話させていただいたときだ。
マイクを通して聞こえる自分の声が、なんだかちょっと? と思ったのだけど、まったく聞こえないわけじゃなし、そのうち治るのだろうと放っておいた。
私の場合、このパターン多いですねえ。
目が充血しても、ほんのちょっと立ちくらみしても、仕事を休んで病院へ急行するツジさんは、こんな私を野蛮なヒトと考えているらしい。
もとい、その2年前当時は一ヶ月か二ヶ月か過ぎてから、何かのついでにクリニックに寄って検査してもらった。
そのとき医師は、ツジさんと同じ目をして言ったものだ。
「難聴は、すぐに治療を始めるものですッ!」
こうした経緯があったもので、二度と軽蔑されてはならじと立ち上がったワタシ。
しかし、あいにく件の総合クリニックでは土曜日は耳鼻科がお休みだ。
月曜日まで待つか?
いやいや、今度こそ早期治療ですっきり治したい。
診察券をパラパラ探すと、近所に古くから開業している小さな診療所の一枚が出てきた。
見ると「診療科目」に耳鼻科も含まれている。
まぁ、今回はとにかく「早期」に重きを置いて、行くだけ行っとく?
扉を開くと、どよーんとした雰囲気。
壁に貼ったポスターも、そこはかとなくレトロ。
地元密着半世紀といったところか、入ってくる人がすぐにお喋りを始める。
でも、その時点ではまだ不安はなかった。
診察が始まるまでは。
先生の前の丸イスに座り、質問に答える。
すると、先生は何度も聞き返す。
……私は普通に喋れていないのか?
聞こえづらいがゆえ、小さな声で喋っていることに自分で気づいてないのだろうか?
あれっ、あれっ、と思いながら、頑張って大きな声で現状を訴える。
うろたえる、も、ちょっと入っていたと思う。
と、その瞬間、先生の耳に肌色の物体を発見。
補聴器じゃないの!
まじですか……と思いながらカーテンで仕切られただけの「耳鼻科」というプレートが掲げられたスペースへ移動。
椅子の背もたれと腕を載せるところはビニールが破れ、白い詰め物が飛び出している。
薬品入れのガラス瓶は、もわっと埃をかぶっている。
トレイには、いつ消毒したんだか分からない銀色の耳鼻科用器具が、黄ばんだガーゼの上に放置されている。
そして私の顔のすぐ前には、両耳補聴器の先生が、長さ30センチもあろうかという金属製の菜箸のような棒を持ち、人の善さそうな笑みを浮かべて立っているではないか。
(実際には、せいぜい15センチくらいだろうと思うのだが)
「あ、忘れてた」という顔をして、私にイヤホンのような物を付けさせ、細くて黒いホース状の管でつながった反対側のイヤホンを補聴器の代わりに自分の耳に入れた。
なに?
これは何だ?
どんな意味が?
問う間もなく、えっっ……センセイ、手元は確かでしょうかッ!
硬質の菜箸は鼻の奥まですすいと入れられる。
しかも、そのままの状態でしばし休憩ときた。
補聴器先生とはなぜか糸電話ならぬ耳ホースでつながれて。
その姿を想像しないよう、必死にこらえる。
だって、この体勢で吹き出したりしたら恐ろしいではないか。
やがて、じわ〜り薬の苦い味が鼻腔から口に下りてきて広がる。
大正時代の椅子でのけぞること数分、それはそれは生きた心地がしない時間であった。
小学生のときに怖くてページを開けなかった梅津かずおマンガがフラッシュバックした。
突発性難聴との診断をいただき、処方された薬を手にダッシュで帰宅。
出かける支度をし、エストネーションで小箱入りブーケを購入して、
それにしても週末の横浜駅の混雑といったら、なめちゃいけませんね。
まさに立錐の余地なく、真っすぐ歩けない。
何とか人混みを抜け、ベイシェラトンの28階へ。
この日は、きたやまようこさんの第56回産経児童出版文化賞受賞を祝して、ようこさんの担当編集者であるノリコさん、友人のサッちゃん、リエさんと集まったのだ。
ランチを終え、デザートのころにろうそく付きのケーキを運び込んでもらい、プレゼントと花を渡して写真を撮ったのだけど……。
悪いのは私じゃなくて、携帯電話だと思う!
新しく買い替えた機種は、どうも動きが遅い。
いちいち保存しないと写真が消えてしまうし。
という諸事情のため、一枚もなし。
数日中に、ようこさんのブログにアップされるらしいです……。
昨年末、そのメンバーで食事をしたときには、私は四十肩がピークを迎えており、ようこさんの「完治に3年かかった」発言に呆然とした。
その後どぉ?
と訊ねられたが最後、割愛するのも面白くないので、順を追って結膜下出血、ぎっくり腰、そして今朝なりたてホヤホヤの突発性難聴を報告する。
聞いていたサッちゃんが、ポーチから漢方薬を二種類取り出した。
「はいこれ、食前に飲む!」
ありがとね。
薬剤師であるサッちゃんによれば、恐らくすべての原因はストレスと言う。
四十肩も難聴も同じ右側に起こっているのは、そこの血管が収縮しているからで、首も凝っているはずよと指摘された。
ストレスねえ。
だとしても、この日に喋ったことで結構な発散はできたと思う。
お店の方が撮ってくれた写真を見ると、身体に一番ガタがきている私が、嬉しそうに大きく写っている。
「マコさんが一番元気そうじゃない」
みなさんに言われた……。
その後、ランチタイムが終わったことを告げに現れたボーイさんにティータイムのメニューを要求し、我々は居座り続けた。
結果、冷房の風を受ける席に座っていた私は冷えきって、帰りの電車の中で具合が悪くなってぐったり。
そうなのだ。
乗り物や建物の冷房から我が身を守る季節が到来したのだ。
PR
この記事にコメントする
calendar
| 01 | 2012/02 | 03 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 |
ここにいるよ
w/ your little help
recent entries
(01/31)
(01/26)
(01/25)
(01/22)
(01/18)
(01/12)
(01/09)
(01/07)
(01/06)
(12/21)
(12/20)
(12/14)
(12/09)
(12/05)
(12/04)
(11/30)
(11/29)
(11/26)
(11/24)
(11/23)
(11/21)
(11/16)
(11/15)
(11/13)
(11/11)
recent comments
[02/01 ジョイママ]
[01/29 nine]
[01/29 ねむり猫]
[01/29 ありません]
[01/26 ねむり猫]
[01/23 なふ]
[01/23 なふ]
[01/15 くまがい しょうこ]
[01/12 tunafishermann]
[01/07 mfudou]
[12/22 tunafishermann]
[12/22 あが]
[12/22 カプアンパパ]
[12/08 SatoYoshi]
[12/06 高塚]
[12/06 斉藤次郎]
[12/04 ミネ]
[12/01 なな]
[11/28 ふじこ]
[11/25 はなこ]
[11/25 はじめまして]
[11/20 バーバMIKO]
[11/16 ミネ]
[11/12 たかはし]
[11/12 donchi]
links
categories
my works
動物にまつわる本
joy of reading
recent trackbacks
(01/15)
(02/12)
(11/02)
(10/02)
(09/17)
archives
search
access analysis
フリーエリア
フリーエリア
