mako watanabe    ***   like the ocean we share, we are one in the same   ***               動物関連の記事を選びたい方は、カテゴリーの <ペット問題><@仕事> <動物福祉><動物関連イベント> からご覧ください。
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2010/08/24 (Tue)
「家でのんびり過ごすように」

なぁんてオフィシャルに言われたら、普通なら大歓迎。
しかし横になっている間も、ランダムにツツッと電流が流れるみたいに襲い来る痛さ。

あまりのことに病院へ電話をかけると、
「とにかく薬を飲んで安静にするように」
そして冒頭のセリフを繰り返す。
あちらとしては来院させたくない。

でも私はおしかけることにしました。
この痛みでのんびりなんてできませんっ。

そこで帯状疱疹の症状も出ていることが判明し、薬が出されたのだけど、他にも複数、処方されました。
ビタミン剤、胃薬、消化薬、そして、
「不安や緊張を和らげるお薬も出しておきましょう」

特に不安や緊張は感じておらず、だから話題にもならなかったので、どうしてそんな薬が出されるのか不思議だった。
でも、そのあと医師が繰り返し「水疱がかさぶたになって、それがはがれたら必ず元通りになります」「大丈夫ですから。きれいになるから心配しないで」と言っていたのを聞いて納得。

そうよね〜
普通、それを一番に心配する。
私は他のことで頭が一気にいっぱいになり、この顔が元に戻るのかなんていうところまで考えが及んでいなかったけど、真剣に心配すべきな酷さである。
顔で勝負する年齢は、とっくの昔に通り過ぎたにしても、人前に出て迷惑なほどというのは、さすがに困る。

今、どんな具合かと言うと、怖いレベルです。
足の裏以外は大小の疱疹が全身に散ってます。
小さな子どもが私の顔を見たら、怖くて泣いてしまうかも。
体を見たら、生涯のトラウマになるんじゃないかな。

そのことに気づいて、改めて小さくないショックを受け(……遅い……)。
もちろん、鏡をちらっと見たりはしていたけど、自分でも気持ち悪くて直視できなかったから。

私の母はデリカシーのない人で、胸にグサッと突き刺さる言葉を放つ名人だ。
今回も覚悟していたら、開口一番。
「うわ、でこぼこの顔になっちゃって」
(十二分に覚悟しておいてよかった)

100人が見たら、100人が間違いなく嫌悪感を持つ顔。
その顔の私に、何事もなかったようにクータはまとわりつく。
この異常さがわからないのかと思い、顔を近づけても変らず。

クータには "kiss" というコマンドを教えていて、そう言うと鼻先を指定したところにつける。
「クータ、kiss」
でこぼこの頬を指差したら、わずかな迷いすら見せず鼻をつけようとした。
その前に、抱きしめた。







こういう瞬間、私は途方に暮れる。
圧倒される。
犬たちが真直ぐに人を信じる強さと言ったら、まったく表現のしようがない。

同時に、その揺るぎない信頼を裏切ることの罪深さと恐ろしさにおののく。
裏切られた彼らの、果てしない絶望を思って茫然とする。







私の体とウィルスの闘いは、今日あたりから形勢逆転しました。
ご心配いただいた皆さん、お見舞いのコメントをくださったみなさん、どうもありがとうございました。
お陰さまで、少しずつですが快報に向かっています。


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2010/08/23 (Mon)
「水疱瘡です」

いえあの、その、もしかしたら水疱瘡はやったことあるかもしれません……

「あー、そう仰る方は多いんですけど、大概はお母さんたちも記憶違いしてるんですよ」

あのでも、そうじゃない場合だってありますよね?
血液検査の結果で、もしかしたら、……
じたばたする私に、医師は印籠を渡したのだった。

「あのですね、その湿疹。どこからどう見ても水疱瘡なんですね」

……そうなのか……


「一週間は絶対安静。二週間もすればキレイになって外に出られますから、それまで家でのんびり過ごしてください」

そう宣告されたとき、何を言われているのか意味不明だった。
1週間? 
ええっ!!! 
2週間???







「先生、だだだって仕事がっ!」

「お休みしていただくしかないですね〜」

「でも、それは……」

「感染症ですから。他の方にうつしてしましますから」

そのまま隔離された場所に移され、白衣の上にビニールのエプロンで完全防備した看護師さんに採血された。
カーテンの裏から声が聞こえる。

「そう。隔離の患者さんが出たので、お薬と会計お願いします」

本来ならば待合室で薬と会計の順番を待つところ、超特別扱いである。
しばらく待つと、薬の袋が届いた。
私が出したお札を、看護師さんはビニール袋に入れた。

「すみません。感染症ですからね」
私がさわったものを通じて、他の患者さんに感染させてはいけないのだ。
だから帰り際も、
「すみません。エレベーターは使わないで、階段で降りてください」

帰宅してからも、しばらくは頭の中がぐるぐる忙しい。
仕事をキャンセルするなんて……
まずは神奈川県動物愛護協会の写真展でのトークショーが2日間。
会長の山田さんに電話をして善後策を考えていただく。
先に用意していた70枚ほどの写真に、簡単な説明を添えて会場で見せることに。

よし、と思って原稿をつくっているうちに、どんどん熱が上がる。
寒気がする。
頭痛が始まる。
そして、湿疹が増える……
唸りながら、何とかつくって写真と一緒に協会へ送った。

写真と原稿はスライドショーにつくって流してくださったとのこと。
山田さん、協会スタッフのみなさん、そして来場予定してくださっていたみなさん、ご迷惑をおかけしてごめんなさい。

その他にも、打ち合わせの予定だった方、取材をお願いしていた方、本当に申し訳ありません!
快く日程を延ばしていただき、感謝です。







まだ長く座っている体力がないので、明日に続く……

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2010/08/22 (Sun)
freepetsのblogに、先日のfreepets結成記念パーティーの様子がアップされています。
写真もたくさん。
楽しそうだな〜。
人が喜んでいる顔は、私の大好物です。

思えばこれが発症前夜。
写真でもわかる通り、顔には何の前兆もなし。
翌日から寝込んだのであった……

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2010/08/21 (Sat)
たくさんのお見舞いコメントを、どうもありがとうございました。
そして、ご心配をおかけしてしまい、ごめんなさい。

人生、何が起きるかわからない。
と、書いたのは何日前でしょうか?

先週末にはかなり体調が落ちていて、今週の月曜朝に行った近くの皮膚科で大胆な誤診を受けてしまったため、翌朝にはかなり悪化しており、慌てて大学病院へ。
そこで診断されたのが水疱瘡でした。

普通なら、そのまま入院のところ、なぜかその病院では隔離するシステムになっておらず、薬だけ持たされて帰宅。
それも「お帰りはエレベーターを使わず、階段でお願いします」。
新たな感染者を出してはいけないので。

火曜〜木曜がつらさのピークで、病院に電話。
点滴なり注射なりの処置をお願いしたのだけど、とにかく薬を飲んで安静にする以外にないと言われます。

「この痛みでは、安静になんてしていられません!」
2回目の電話口でそう告げると、しぶしぶ病院に来るように言われました。
人目につかない場所で待たされ、ようやく医師に会い、状態を説明したところで判明したのが、通常の水疱瘡に加えて帯状疱疹の症状が強く現れている、ということ。
……痛いはずでしょ……
そこでやっと痛み止めが追加され、何とか楽になったのでした。

医師が言うには、2週間は休養とのこと。
「のんびり過ごしてください」と言われたってですね、とにもかくにも鬱陶しい。
痛みが治まったのと、倦怠感とで眠れはしても、頭皮にできたいくつもの湿疹が、寝返りを打つたびに引き攣れてイタタタタタ……

ちょっとずつ普段のペースに戻したいのですが、パソコン前に座っている体力がありません。
何とか仕事のメールだけは返信しているのだけど、コメント欄へのお返事は、しばらくお休みさせてください。

拍手のページに書き込みくださった千葉県のOさん。
このような事情で、個人的なご相談にお答えできる状況にありません。
ご理解いただけるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2010/08/17 (Tue)
先日の殺処分の影像のことで、北方ジャーナル編集部の山下さんよりbbsに書き込みいただきましたので、こちらに転載します。
事前に約束なく行なわれた取材であったとのこと。
驚きです。
その取材を受けられたことも、あの処分機のきれいさも。

私の経験からの説明を書いてしまったことを、札幌市センターと北方ジャーナルさんへお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。
そして改めて、さらなる敬意を表します。
どうもありがとうございます。


******

月刊誌「北方ジャーナル」編集部の山下と申します。
8月6日に弊社ブログ(殺処分動画の公開)の記事を取り上げて頂き、
ありがとうございます。

さて、札幌市動物管理センターのことで少し誤解のある部分について
ご説明させて頂きたいと思います。

 >> これは撮影用に配慮されていると思います。
 >> 処分機はぴかぴかですし、犬も2頭だけです。

私が初めて取材で管理センターを訪れた際、実はノーアポでした。
つまり、マスコミが取材に来る心づもりが全くなかったにも関わらず、
施設内は全てピカピカだったのを記憶しています。

その後も、幾度となく足を運んでいますが、ここの職員さんたちは
ヒマさえあれば掃除をし、常に衛生を保っています。また、保護活動を
している地元の愛護団体「しっぽの会」のスタッフたちも、同センターの
「きれい好き」を異口同音に口にしています。

映像自体も、世間への公開を前提に撮ったものではありませんので、
そのために特別に配慮した部分はないと、私は認識しています。

 >> でも2頭だけなんていうことは、まずないでしょう。

札幌市動物管理センターでの、犬の殺処分数は117頭(H21年度)。
土日を除く業務日を年間260日とした場合、一日平均2.2頭となります。
つまり、映像の2頭というのは、少なくても札幌では通常の数字です。

 >> ただし装置は古いのか、ガスの濃度調節が利かないタイプなのか、
 >> 絶命までかなり時間を要しています。

これに関しては、私には知識がなく分かりません。
操作盤の写真で、ご判断できますでしょうか。

http://img01.kitaguni.tv/usr/hoppojournal/panel.jpg

いずれにせよ、他の地域の管理(愛護)センターの写真をネットなとで
拝見しますが、札幌市センターの衛生管理がいかに徹底しているか、
取材者としてよく分かりました。そして、この姿勢こそが、この度の
「公開許可」にも繋がったのではないかと思います。

ペット販売業者の姿勢、飼い主の意識、そして行政の法整備など、
動物愛護を取り巻く環境は一朝一夕には変わらないでしょう。
しかし、少しずつ何かを変えていくことで風穴を増やせば、いずれ
大きな変革に繋がるとも思っています。


******

そして、私的なお知らせです。
水疱瘡になりまして、今週末21〜22日の神奈川県動物愛護協会の写真展にてお話させていただく件は両日ともキャンセルとなりました。
事前にお申し込みくださったみなさま、協会スタッフのみなさま、本当にごめんなさい!

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2010/08/16 (Mon)
映画『ネコを探して』のトネロット監督がfreepetsにプレゼントしてくださいました。
じーん。





さて先週末、予兆は13日の金曜日。
ちなみにフランスでは13日の金曜日はラッキーな日で、人は宝くじを買ったりするらしい。
しかし日本では仏滅のオマケまで付いたせいか、イケマセンでした。

腕と脚の内側に小さな赤い水疱を見つけたときは、料理中に油が飛んだかと思っていた。
何となくだるく、軽い頭痛もあり、風邪か夏バテか、はたまた前夜の賑やかなfreepets菌かと思っていたら、じわじわと水疱が増える。
痒くはないが、服にすれたりして傷つくと痛い。

ううむ、これはアレルギー症状だろう。
いつもの漢方の先生は夏休みらしいし、皮膚科に行けばステロイドを処方されそうだ……
そんなこんなで週末を過ごし、今朝になったら顔と髪の生え際にまで進出してきたから、こりゃいかんと思って近所の皮膚科に向かった。

診察室に通されると、PCに向かう若い女医さんがキーボードを叩いている。
どうやら私の問診票に沿って、すでに症状を打ち込んでいるらしい。
幾つかやり取りがある間も、指はせわしく動いている。

彼女が患部を見たのは、チラッと、本当に一瞬。
そして「 自家感作性皮膚炎だと思います。飲み薬と塗り薬を出します」。

まあ、それで当たってるのかも知れないけど。
(当たるか当たらないかか?)
でも、こんな調子ならネット検索してるのと違わないような……。

そう思ってネット検索したら、 自家感作性皮膚炎とは痒さを伴い、左右対称に発疹が出るらしい。
当たってないです……

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2010/08/15 (Sun)
毎年、この日に思い出す人がいる。
出征が決まった伯父が、お見合いでバタバタと結婚した女性だ。
その後、伯父は戦地に赴き、彼女は舅と姑とまだ幼い義理の弟妹たちと家を守った。

終戦を迎え、しばらく経ち、伯父の無事帰還が決まった。
普段から言葉数の少ない彼女が、まだ10代だった私の父のところへ走ってきて言ったのだという。
「お兄さん、帰って来るって!」
ものすごく、本当に、ものすごく嬉しそうな顔で。

しかし帰宅した伯父は彼女に優しくなかった。
というより、つらくあたった。
おとなしすぎる性格と、美人とは言えない容姿が最初から気に入らなかったらしい。
彼女は離婚され、一人息子を置いて出て行った。

伯父は目鼻立ちのはっきりした、社交的な人と再婚した。
完膚なきまで尻に敷かれながら、あれはあれで幸せだったのだろうと思う。
その彼女に先立たれてから、なぜだか伯父と私の距離はぐんと縮まった。
でもそれも一年くらいで、伯父も亡くなった。

もっといろいろな話、祖父母のことや昔の生活のことなど聞きたかった。
いつか、もっと心おきなく喋れるようになったとき、最初の奥さんのことも聞いてみたかった。
戦後の混乱期を、どんなふうに生きたのだろう……
それを思うと胸が詰まる。

戦争を知らない人も、すぐ前の世代、縁ある人たちに、さまざまな物語があったのだ。
あの戦争は遠い世界の出来事じゃないし、いつまたどこかで起きる可能性もある。
8月15日は、そのことを思う日でもある。








広島と長崎に原爆が投下されたあと、記録用の撮影のため現地を歩いたジョー・オドゥネル氏。
「あれは過ちだ」と、母国アメリカで語るのは並大抵の勇気ではなかったはず。
私たちは過ちから学べるはずだ。






There never was a good war, or a bad peace.
良い戦争はなく、悪い平和もない
(Benjamin Franklin)







peace, no war

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2010/08/14 (Sat)
東京では本日スタートのドキュメンタリー映画『ネコを探して』
縁あって freepets のメンバーによるチラシをつくりましたが、劇場に置いているかどうかは「?」。



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2010/08/13 (Fri)
昨晩はfreepets設立記念の集まりが開かれました。
皆さん個性的で、ただ者ではない方ばかり……
どっち向いてもおもしろくて、喉が痛くなるほど笑いました。

初めて動物問題に足を踏み入れてから11年(!)、細々と取材を続けてきました。
その間、心がけたことのひとつが「フェアな立場と視点」です。
そのため団体やグループに属せず、一回ごとのイベントに参加する形で協力させていただきました。







数ヶ月前にミグノンの謎の店長からメールが届きました。

<教授を中心に仲良しグループが集まって何かやるみたいで、眞子さんの名前が出たから入りませんか>

10年が過ぎたし、書いたり喋ったりは続けてきたけれど、そろそろ何か違ったスタイルでできることがあればと思っていたところだったので、あまり深く考えずにお返事しました。
誘った側がゆるければ、返事するほうも同様……という展開のスタートです。

その時点で私は「仲良しグループ」を、ミグノンが所在する方南町辺りの商店街で地域猫活動をしたり、譲渡会を手伝ったりする人たちの集まりと勝手に解釈していました。
ほら、妄想癖だし。

彼女が言う「教授」については、
「どこの獣医大学の教授だろう? 行動学の先生かな、それとも動物福祉かな。どこかでお話を伺ったことがあるのかな」
なぁんて考えたり。

やがてメーリングリストに加えていただき、皆さんのメールが届き始めると……
あれぇ、想像していた雰囲気ではない……
何かヘンだ……
???
そしてあるとき、衝撃の事実に、パソコン前でひっくり返りそうになりました。
「教授」とは、教授なのであった……







というわけで、人生ホントにいつ何が起きるかわかりませんねっっ。
他の方たちも、個々の分野でご活躍のお歴々。
私がお手伝いできるのはほんの少しで、そのほとんどは先日のユーストリーム中継で終わったから、あとはまた細々と協力させていただくことにしましょう。


昨日の詳細は、近々にfreepets のブログに掲載される予定です。
ど、ど、どんな写真がアップされるのでしょうか?


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2010/08/12 (Thu)
先日の会議は傍聴できることを、ここに書きましたが、それを見て一昨日いらしてくださった方もあったようです。
遠くから参加したのに、今後の進め方や主要課題の説明等に割いた時間が多かったとご指摘を受けました。

この日は朝9時半スタートでしたし、無理をしていらした方もあったことでしょう。
初日ということで、具体的な内容にまで及ばず失礼しました。
こういう会議は段取りに則って進められるもので……
でも次回からは活発に動き始めると思いますから、どうぞ厳しい目で見守ってください。

5年に一度の機会を無駄にはしません。
準備をして、謙虚な気持ちで臨むことをお約束します。
そして来年秋にはパブリックコメントの募集もあります。
そのときには、今度こそ、皆さんの力を貸してください。
どうぞよろしくお願いします。






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