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mako watanabe    ***   like the ocean we share, we are one in the same   ***               動物関連の記事を選びたい方は、カテゴリーの <ペット問題><@仕事> <動物福祉><動物関連イベント> からご覧ください。
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しばらく動物たちにまつわる問題に携わっておらず、関連本の読者の方々には心苦しく思っています。


春先になると親友は「新しいこと始めよう」と、言います。
今年は、困憊していたわたしを案じる一言と一緒に。
いつも心美しく、たおやかで、思いやりにあふれた彼女は、わたしのお守りのような存在。
彼女を含めて友だちと呼べる人たちが近くにいるのに、遠かった。
遠ざけていたのは他でもない自分自身。

「独りで何とか」と頑に思い続けてきた理由はなんだったのだろう。
恐らく子どもの頃からの呪縛のようなもので、専門家に相談したら母親との関係性にたどり着くのだと思う。
この年になって母親を持ち出すのもどうかと思うけど。

現在、書く仕事をお休みしています。
そのことを納得して、今は母がやり残した仕事を引き継いでゆくことを最優先させています。
自分の意志でそう決めたけれど、新しい環境が精神的&肉体的にハードだったり、心のどこかで不満が残ったり。

前置きが長くなりました。
2年間、余裕というものがありませんでした。
この活字好きが年間を通じて読んだ本は、インフルエンザのときに数冊のみ。
突発性難聴とメニエルと不眠。
体重10キロ近く減。
(これは喜ばしい)

不安で孤独で心細くて、そして必死の思いでした。
でも人に会うと「元気そうだねえ」と言われていたので、自分で自分を追い込んでいたのでしょう。
無理は続かないもので「独りで何とか」には限界が訪れ、喉元までいっぱいいっぱいになってしまった。
心がばらばらになりそうな、そのぎりぎりになったとき、誰かに聞いてもらわなくてはホントにだめになると気づいてSOSを発信したのでした。
遅いでしょと思う一方、よくぞ、とも思います。
だって、わたしには画期的なことだから。

児童書の作家であり、拙著に画を描いていただいて以来のお付き合いでもあるきたやまようこさんが、なんと翌日に駆けつけてくれました。
緊急措置で息を吹き返したものの、数日後リバウンドに陥ると共通の友人が派遣されました。
その彼女がいい仕事をしてくれて盛り返し、そこからまた別の友人へと、わたしの一大事への支援の手が差し伸べられました。

ようこさんは「頼ってくれて、ありがとう」と、言ってくれた。
人に頼ったり、甘えたりしてもいいと教えられるのはエポックで、長年の凝り固まったしこりがほどけて、ようやく解放されたような気持ち。

必要なときは助けを求めなくてはいけないんですよね。
壊れて手遅れになる前に、誰かに自分を委ねなければ。
だって、そうしなければ生きてゆけない。
そして大事な人を、わたしも助けたい。

長いこと連載させていただいた毎日新聞のコラムの最終回のラスト部分に、気づきというか、反省というか、ちょっと大げさに言えばこれからのわたしの指針のような一文を添えています。
縁あった相手を大切にして、愛しているとまっすぐに伝えようと。

この一ヶ月間は本当に底の底まで深く悩み苦しみ、ただでさえ軟弱なわたしは風が吹いただけで涙がこぼれる体たらくでした。
つらかったけれど、でも愛されていることを実感して、愛することを実感した日々でもありました。
自然の生命が生まれ変わるこの春に、わたしも新しくなろう。
たとえ少しずつでもね。

ありがとう。
そして、これからもどうぞよろしく。








飯田基晴さん明日は「犬猫ものがたり6」にてサロントークをされる模様。







もちろん、映画「犬と猫と人間と2」もよろしくお願いします。










拍手[19回]

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「お花見に行こう」
先月半ばころだったか、LINE で届いたメッセージに、出不精で怠惰で心身ともに疲労困憊していたわたしの反応は悪かったはず。
「3月いっぱいは忙しいから」
そう伝えると、
「じゃあ4月になってから」
それは、底のほうに漂っていたわたしを水面に引っ張り上げる一言になった。


約束した昨日。
文字通り三寒四温が続いたあと、歩くほどにぬくもりのある風がまとわりつくようでした。
通勤途中の街路樹も、公園の木々も、道ばたに芽吹く緑も淡く、春です春ですと語りかけているよう。

思い悩んだ毎日のお陰で、かちかちになっていた心のしこりが溶けてゆき、奥からじんわり力がよみがえってくる気がしました。
モノクロだった世界に、すこぅしずつ色が戻ってくるようでした。

夕方になり、出かけた先は椿山荘。
今年の桜の開花は早く、強風の後でもあり、すっかり葉桜だったけれど、それもまた風情です。
他愛ないおしゃべりをしながら、笑いあいながら、庭園をゆっくり散策。
わたしたちを待ってくれた枝垂れ桜があり、せせらぎがあり、樹齢500年の御神木がありました。
緑の香りがする澄んだ空気を吸い込むと同時に、この一年に溜まった澱が体から出てゆく気がしました。

久しぶりに、ゆったりした気持ちで食事して気づいたのは、慌ただしい毎日を言い訳にしていたこと。
自分を押しやって、無理強いしていたこと。
頑になって、大切な人を大切にしていなかったこと。
わたしらしくなかったこと。
ぜんぜん。

枷を外して、ちゃんと生きよう。
と、あったかな友人に感謝した明るい夜だったのでした 












拍手[16回]

またしても随分と長いこと更新しないままでした。
ホントに怒濤のような毎日でして、人生いくつになっても驚きに満ちているのだなあと感心するばかりです。
軟弱なわたしはよれよれで、先月までは涙することばかりでしたが……
春になったし、前向きにと思っています。

急なことでしたが、毎日新聞で連載させていただいたコラム「しっぽの気持ち」が最終回になりました。
「犬と猫と人間と 2」についてはロードショー公開前の今月末に書きたかったのだけれど、こうした事情で今回に。
読んでね 

しっぽの気持ち:輝き増す命、大切に

今まで読んでくださったみなさんに、心からの感謝を捧げます。
毎日新聞社さんへご紹介くださった作家の森絵都さんにも。
そしてもちろん、歴代の担当さんである田後真理さん、水戸健一さん、倉田陶子さんへも。
どうもありがとうございました。

映画のサイトもできました。
応援団は引き続き募集中ですので、こちらもどうぞよろしくお願いします。

「犬と猫と人間と 2 動物たちの大震災」





<写真はfacebookより>








拍手[16回]

基礎体力だけは自信があった時代がすぎ、疲れるお年頃。
しかも、ここ一年は会社勤務があり、初めてのあれこれと人間関係に疲弊する日々。
で、眠れないでしょ。
頭と体は疲れているのだけど、夜がふければ更けるほど、どんどん目が冴えてくる。

それでも日中、使い物にならないわけでもないし、人間って何とかなるものなのね〜と、高をくくっていたのでした。
自分はだいじょうぶと、どこかで過信しているのでしょうね。

自覚症状は月曜日の夜でした。
ちょっとした違和感と寒気があり、「こういうときは葛根湯」で、もう翌日には回復する気満々。

火曜日。
葛根湯は威力を発揮しなかったため、市販の風邪薬を服用。
普段は薬には極力頼らない主義です。
でも会社のことがあるので、寝込みたくない一心!

この日の東京は、朝から冷たい雨が降っていました。
ランチのために出かけるのは、わたしもだけど社員のみんなも億劫だろうと思い、大鍋でつくっていたカレーを持ってゆくことに。
カレーだから、ご飯も必要。
らっきょも忘れずにね。
おやつ用にカステラと、頂き物の伊予柑もあった。
よせばいいのに、ジュースの瓶まで袋に入れたら相当に重いじゃないか(←あたりまえ)。

傘をさして、大袋二つを持って、タクシーが拾えるところまでヨロヨロと歩いて車に。
会社の近くまで来て電話をして「もうすぐ着くから、下まで荷物を取りにきて」と電話。
がしかし、到着しても誰もおらず。
ま、こういうものでしょう。
雨の中を、一人で運びましたとも。

時間の経過とともに、だんだん具合が悪くなる。
熱で顔がほてり、のどの奥から響くような咳。
非常にまずい予感。
早退して、おかゆを食べてベッドに直行。

さて、水曜日の朝。
悪化。
近所のクリニックに駆け込みました。
数年に一度、こういう状態になって病院に行っても、診断だけしてもらい処方された薬はのまないという悪い患者です。
自己免疫力とか治癒力とかに自信があったもので。

でも今回は風邪薬をきちんと服用するつもりでしたよ。
しかし処方されたのは風邪薬でなく、インフルエンザの治療薬でしたが……

過去に幾度か、同じクリニックでインフルエンザの検査を受けたことがあります。
周囲で流行っていても、わたしはかかったことなくて、まさかと思ったけど、かかるときはかかるのね。

「疲労と寝不足で体力が落ちていたのでしょう。5日間は絶対安静。マスクをかけて、人には会わないように。熱が完全に下がってから2日間はまだ感染力がありますから人ごみはさけてください」

こうキッパリ言われると、返ってさっぱりしますね。
完全な、文句のつけようがない不可抗力ですもの。
「今は会社を休めない」という美しくも健気な気持ちが霧散しました。

がしかし、試練は続きます。
普段から薬の類いをのみつけないものだから、抗ウィルス剤が効きすぎて一気に3度近く下がり、翌朝は震えるほどの悪寒でまたクリニックに急行。
薬を飲むと具合が悪くなるのだと訴えても「5日分飲み続けること」。
ひー

自宅で書く仕事をしているころなら、自己判断でなんとでもできるけど、会社に行くことを考えるときっちり治さなくては。
というわけで朝晩二回、具合悪くなる薬を服用中です。
うー

インフルエンザもノロウイルスも大流行中だそうです。
みなさん、どうか気をつけてくださいね。
仕事も勉強も付き合いも大事だけど、健康の方がもっと大事!












拍手[16回]

昨日は青山で開かれた、ドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2』の先行上映会に行ってまいりました。
快晴の日曜日、会場には大勢がお集りでした。







思えば一作目の初お披露目に招いていただいたのも、寒い一月でした。
終演後に登壇した飯田さんの姿を見ただけで、もう胸がいっぱい。
飯田さんから「一言を」と言われてマイクが回ってきても、その一言が出ませんでした。
帰り道に感じた不思議なぬくもりは、映画を見た人たちをこの問題に巻き込めるという期待感だったと思います。

そして昨日。
冒頭から、作品の世界にわたしは立っていました。
両側を瓦礫が積まれた道を、一頭の白い犬が足早に歩いてゆく後ろ姿……。
映画を見ることは、当時の衝撃と痛みをきりきりと思い出す作業でもありました。

東北の復興を願わない人はいないでしょう。
わたしも親戚以上の付き合いをする家族が大変な被害にあり、未だ先の見通しがつかない状況にあります。
なんとしても、一緒にがんばりたい。
でも、どれほど寄り添いたいと願っても、本人たちの痛みや苦しみには届いていないと思います。

一瞬にして家や、思い出や、大切な人を失った方の痛み。
家族と離ればなれになった犬や、猫や、うさぎや、小鳥や、小さな命たちの痛み。
遠くに住んでいれば情報も少なくなるし、日々の慌ただしさに紛れて身近な人の痛みさえ想像できないときがあるのですから。

そうであるからこそ、この映画にある場面場面を心に焼き付けたいと思いました。
つらいシーンも少なくないけれど、あのときに受けた衝撃の深さを忘れないために。
たくさんの命が奪われたことや、ときに無情に、ときに理不尽に扱われたことを決して忘れないために。

それから、たくさんの被災しなかった人々が必死の覚悟で復興に尽力していることを忘れないために。
わたし自身もその一人であり続けるために。
そのための闘志を保ち続けるために。

被災した方々が本来の生活を取り戻して安堵できたとき、今回は被災しなかった者たちが一息つけるときだと思います。
人は一人では生きられないし、一人で幸せになれないのだから。

「いのち」について、改めて深く考えさせられるきっかけでもありました。
畜産や原発の問題も含めて、切実に。

映画を一緒に見た人と話したのは「結局、人なのだ」ということ。
助けるのも、支えるのも、思いやりを示すことができるのも、そして何もしないのも、人の思いひとつ。
では、何を選ぶのか。
前作と同じ問いかけをされていると感じます。

個人的なことですが、二年前に母が亡くなってから、不慣れな環境で仕事をしています。
助けてくれる人がいる一方、いろいろわかっていないわたしに容赦ない人もいるのは世の常だから不平を言うつもりはありません。

というよりも、慮ることをしないのが相手にとってどれほど酷であるか実感する貴重な経験だと受け止めています。
と同時に、今ほど猛烈に、他者に優しくありたいと思ったことはありません。

終演後、ロビーにて監督の宍戸大祐さんとプロデューサーの飯田基晴さんを抱きしめていました。
人にはそれぞれ与えられた使命があるはず。
彼らはまさしく、その大事な使命を果たした勇者に見えたのでした。

今作品は震災と原発事故に際するレスキューの記録としても、早々に字幕をつけて海外の方々と動物福祉団体にもご覧頂きたいです。

……と、ここまで読んでみると、映画の内容についてふれていませんね。。。
私情満載なのと、作家としてどうなのという感じだけど、作家は休業中みたいなものだし、早く感想を書きたかったのでこのままアップします。





(このデータが探せなかったので、浅田美代子さんのFacebookから無断借用です。美代子さん、お借りしてまーす)


今後は5月に渋谷のユーロスペースで公開後、順次全国ロードショーの予定。
たくさんの方々にご覧頂くための応援団を募集しています。
チラシ配布やポスター掲示、チケット販売(委託あり)の形でご協力いただける方は、ご連絡ください。

info@inunekoningen.com

どうぞよろしくお願いします。








拍手[40回]

新しい年になりました。
平和で、穏やかで、すべての命に優しい一年になりますように。
みなさんが、たくさんの笑顔に出会えますように。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

昨日、仕事始めだった方も多いでしょう。
わたしは会社は週明けからですが、今朝から珍しく自分の仕事中。
とーっても久しぶりの原稿に向き合っています。

本来なら昨年末のお休みスタートと同時に始める予定だったのに……どういうことでしょ?
何やってたのやら……初反省。

昨年もさまざまな事情により執筆の仕事から遠ざかっていて、せっかくご依頼を頂戴してもお受けできないばかりか、長年の連載を終了させていただいたり。
ボランティアも、あまり参加できずにいました。
今年は時間を上手に使うことを考えます。
自分にゆとりがないと、結局はどこかにしわ寄せが及んで、誰かに迷惑をかけてしまうものね。

というわけでさしあたり、まずは一昨年から遅々として進まずにいた原稿です。
夏あたりに完成するといいなあ。
秋ごろになってしまうかな。
初めての絵本です。
待っていてくださいね。

これはfreepets の忘年会にて、小熊ちゃんとともに





そろそろ家族募集になります。
名乗りを上げていただくには、こちらから。

垂涎のおなかも見せちゃう。
このころはまだミルクだけでしたが、すでに離乳食も食べているので、さらにぽんぽこりんのはず〜〜〜!













拍手[16回]

早いもので、今年最後のしっぽの気持ち

今年一年、つたない連載を読んでいただいてありがとうございました。
新しい年も、どうぞよろしくお願いします。











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