<一緒に歩こう>

人と動物、小さな命のつながり

ジュリアン出版

 

 2000年はじめの『捨て犬を救う街』上梓以来、一般の方々に加えて中学生、高校生の皆さんからもたくさんのメール、お手紙、ハガキ、愛読者カードが届き、一番若い読者は小学生でした。

 あんなに漢字がいっぱいの本を、がんばって読んでくれたのだなあと思うと本当にありがたいのと同時に、いつかその世代に向けても書きたいと考えるようになりました。

 ですから、縁あって共同通信社さんで連載原稿を書かせていただけたのはとっても嬉しい出来事でした。

 

 当時の原稿をベースにし、本書では対象年齢層を少し持ち上げたこともあって大幅に加筆修正しています。

 私自身もかつて、動物のことや命の問題を思い悩みました。

 現代の若い方たちが抱える問題は、今と昔とは異なる部分が多いですが、根本的に大切なことはいつも変わらないはずです。

 一人一人が考えるための、小さなヒントでも見つけていただけたらと願っています。

 

Contents

 

1・家族とペット

  幸せな関係

  ペットを学ぶ

  仲良くなる方法

  飼い主のマナー

  食餌のこと

  ペットを迎える前に

  ペットを増やす前に

  飼い主はペットの主治医

  不妊去勢手術について

  さよならのとき

  ペットロス

 

2・社会の中のペット

  流行のペット

  純血種って? 雑種って?

  ペットはどこからくるの?

  捨てられるペットたち

  不幸な動物をつくらないために

  多頭を飼育する問題

  動物へのいじめ

  動物たちがくれるもの

 

3・動物たちとの係わり

  地域の猫

  犬の登録と狂犬病予防

  災害に備える

  カエルの解剖

  学校飼育動物

  働く犬たち

  外来種のこと、野生動物のこと

  動物福祉という考え

  一人ができること

 

4・一緒に歩こう

  動物の心

  子犬のゆくえ

  共感

  動物の会話

  一緒に歩こう

  いのち

 

 

 もちろん、どの本も私には特別ですが、本書は私にとって初の、そして念願の子ども向けの一冊です。

 そこへ思いがけず、こんなにもありがたい帯を寄せていただきました。

 乙武さんは、ご自身が新しい世界へ踏み出されるご準備でお忙しい中、ゲラを読んでくださった上で、帯文を2パターンも書いてくださいました。

 背中をポンと叩かれ、励ましていただいたようです。


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 <幸福な犬>

角川書店

 

 犬と暮らす幸福があります。

 その一方で、犬にとっての幸福について、人はちゃんと考えているでしょうか。

 私自身、ずっと犬たちと暮らすことで受け取ってきた喜び、嬉しさ、安心感は計り知れませんが、彼らはどうなのだろうと、いつも思います。

 

「ねえ、しあわせ?」

 答えてくれたらいいのにね。

 

Contents

 

子犬の時間

 宝犬 もと

 リスタート

 トイレトレーニングと遊びの延長のしつけ

 留守番のススメ

 決死の寄生虫退治&ナゾの物体

 耳に何が起きていたか!

 目覚めたパワーと、いやなクセ

 去勢してスタートラインに立つ

 パピィクラス

 レッスン・ワン

 一人旅

 屋外実習

 

犬と歩けば

 路上トイレ&オフリード

 散歩者たち

犬は吠えるもの

犬は引っ張るもの

うちの子は大丈夫

毎日おしゃれに

攻撃的な犬

食欲不振犬

犬のことは詳しいの

イイコの理由

整形手術

独り暮らしで犬と暮らす

差別する人、差別される犬

飼い主が示すもの

 初めての海、お泊まり、花火

 歯医者さんに行く

 クータの道

 

犬の生活

 今どきのペット事情

 @カフェ

 うれしいごはん

 肥満? アレルギー?

 おしゃれ

 毎日のケア

 必要経費

 動物病院

 危機管理

 不妊去勢手術

 住環境

 人に望まれること、犬に望まれること

 幸せになる方法

 

*初版本には、訂正が2個所があります。

69ページの去勢手術のくだりで、「前立腺を取り出す」とありますが、これは「睾丸(または精巣)を取り出す」の誤りです。

215ページの「森甫先生」は「森健三先生」です。

 

すでに本を読んでくださった皆様、済みませんでした。

他の方へお渡しになる際には、お手数ですが正誤表を付けていただけると有り難いです。

穴澤秀明先生、穴澤清美先生、あなざわ動物病院スタッフの皆様には多大なるご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

森健三先生へも、お詫び申し上げます。

 

渡辺眞子

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<捨て犬を救う街>
角川文庫

conents

第一章 ペットと呼ばれる動物たち
第二章 捨て犬を救う街、サンフランシスコ
第三章 日本の現実と向きあう人々
第四章 動物保護管理施設にて
第五章 人と動物の今、そして、これから

 動物問題に足を踏み入れるきっかけとなった一冊。
 ただただ自分の犬たちを愛する飼い主の一人に過ぎない私が、日本のペットの現実を知るまでの記録です。
 読者の方々から、本当にたくさんのお便りを頂戴しましたが、その中で最も多い質問が「私に出来ることは何ですか」というものです。
 生活環境、時間的と経済的な余裕などにより、一人が出来ることは様々です。
 動物の問題は暗い話題が多いけれど、まずは勇気を持って知ることです。
 その上で、それぞれの出来ることが必ず見えてくるはずです。
 一人一人の力が寄り集まって、やがて大きなうねりになる。
 そのことを、信じています。

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<そこに愛がありますように>
WAVE出版

contents

第一章 幸福な日々
第二章 命
第三章 受容まで


 相手を失った悲しみの深さは、対象が人だから動物だからと変わるのではなく、どれだけ愛していたかによります。
 心の底から大切な命に先立たれた人を抱きしめるような本を書きたいと思っていました。
 愛した存在を失った傷痕は、しくしく疼くけれど、いつか温かな痛みになります。
 ゆっくりと、存分に時間をかけて、自分のペースで立ちなおって欲しい……。

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<りっぱな犬になる方法 バイリンガル版>
How to become a good dog
理論社


……しょうらい 犬になってみたいと おもっている人はいませんか?
 なりたいと思わなくても ある日 いきなり 犬になる なんてことは よくあることです。
 これは そんな人のために 犬が おしえてくれた ちゃんとした犬になる方法の本です。

……Have you ever thought about becoming a dog someday?
Even if you haven't, you might turn into it one day whether you like it or not.
This practical book is full of manners to be a good dog taught by dogs.
 

 おそれ多くも、ベストセラー絵本の英訳という大役をお引受けしてしまいました。
 本当に、怖いもの知らず。
 とても苦労しましたが、とっても楽しいお仕事をさせていただきました。
 きたやまさんの御本は、どれも大好きです。
 子どもには子どもなりの、大人には大人なりの楽しみ方がある、ウィットに富んだ絵本の大ファンです。
 もちろん、大らかな笑顔の持ち主である御本人の大ファンでもあります。
 お世話になってます。


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リフォーム・スペクタクル
読売新聞社

contents

1 うまい話のはずだった
2 図面疑惑
3 怒濤のお引っ越し その一
4 これが天下の中心線
5 ノーカーテン・ノーノブ・ノーベッド
6 花畑の失踪
7 怒濤のお引っ越し その二
8 新居のボロ
9 自立したい洗濯機 (第1次補修工事)
10 冷たくなった新聞屋さん (第2次補修工事)
11 泣いてもいいですか? (第3次補修工事)期間3日
12 これこれ、この浄水器 (第4次補修工事)
13 フローリング (第5次補修工事)期間2日
14 哀しい日はケーキを焼こう
15 不当建築調査隊、出動!
16 花畑玉砕、桜ヶ丘登場
17 スキのない仕事師
18 涙のデビュー
19 三歩進んで八歩くらい下がる (第6次補修工事)
20 はい、また今度ね (第7次補修工事)
21 祝・新記録 (第8次補修工事)
22 リク・訪問記
23 グッド・ニュース
24 リアクション
25 ピピピの恐怖
26 受賞の喜び
27 四度目の荷造り
28 キッチン再造作大作戦 (第9次補修工事)
29 ドリアン・パクチ・ヘヴン (第10次補修工事)
30 お散歩に行こう!
31 わさび・クレソン・三つ葉
32 愉しきわが家
33 蒲鉾板を侮ってはいけない (第12次補修工事)
34 テ、テ、テーブルがやって来た! (第13次補修工事)
35 げげげのげ

 この本を出版してから、さまざまな反響をお寄せいただきました。
 自宅を改装してのトラブルは大なり小なり、どなたもお持ちなのですね。
 大半は泣き寝入りに追い込まれているようで、お気の毒であります。
 つい先日も読者の方からお電話をちょうだいしましたが、私のアドバイスは、ひとつです。
「どこで諦めるか、そのボーダーラインを決めることです。”いい人”と思われたいなら、何もしないことです」

 私の場合、相手の業者は「悪徳」とまではゆかない。
 家を良くしたい気持ちはあるのに、実力が伴わないのです。
 だから作りなおしの引き出しのサイズが合わずに、再度作りなおしたり、排水溝から水が溢れてきたり……そんなのを一年近くいじっていました。
 トホホ……。