「動物を救うためにアメリカへ行きたい」という方への、ちびらさんのメッセージです

 
 
いてもたってもいられない、というお気持ち
すごく良く分かります。
でも、留学して、アメリカのシェルターに行って
(ボランティア?働く?アニマルポリスになる?)
それは、何の為なのか、じっくり考えてからでも
遅くないのではないでしょうか。
 
「動物を救う仕事がしたい」だけなら、アメリカで
アメリカの動物を救う事に携わるのも、一つの道です。
 
でも、日本で、日本の現状を変えたい、日本の
動物を助けたい、と思っているなら、
やはり私は、日本での進学を進めます。
 
>やがて社会に飛びたつ皆さんには、どなたにも得意分野を持って欲しいと思います
>が、その自分の得意な部分を、動物たちを救う活動に活かすことは、いくらだってで
>きます。
>むしろ、直接に動物関連でない分野から働きかけていただけるほうが効果的ではない
>かと思います。
渡辺さんも上記のように言っておられます。
 
これは、別のやりたいことを見つけろ、と言ってるのではありません。
 
私のまわりの人を例にあげます。
実際に動物を救って、里親を探して・・・という人は
あまりいません。
では、何をしているかというと…
 
Aさんは、幼稚園の先生です。
小さい子と接するのが得意です。
ペットの事、命の事、子供にわかるようにお話ができます。
=三つ子の魂百までも。小さい頃に刷り込まれた事は
おとなになっても忘れません。
たぶん、Aさんからペットの話を聞いた子供達は
将来、ペットショップで動物を買うことはないでしょう。
率先して、行き場を失った子の里親になると思います。
 
Bさん 経営コンサルティングです。
現在会計士の勉強中。
=将来は、動物愛護団体に対して効率的な寄付金の使い方、
人材の確保や育て方、など、運営していく上で不可欠な
アドバイスや会計報告などに協力したい、と頑張っています。
 
Cさん 百貨店出身。セールストークや消費者のニーズを考えるのが
得意。売れるディスプレイやポップなども勉強した経験があります。
=一般の人にわかりやすく受け入れられやすい話や文章がかけるので
動物愛護に対する理解者をどんどん増やしています。
イベントや写真展の企画も、常に何も知らない一般人(消費者)の
立場に立って考える事ができるので、動物愛護活動家が陥りがちな
一方的な(エキセントリックな)内容にならず、理解者を増やす事ができます。
 
Dさん プロのデザイナー
=仕事とは別に、ボランティアで、動物愛護啓発チラシなどを作成。
デザインソフトを使える動物ボランティア、とは一味違い、
常に読み手にわかりやすく、内容に合致したデザインのものを提供。
これも、プロなので読みやすさ、分かりやすさはピカ一。
 
その他、弁護士や医者、政治家、社長など、社会的地位のある
職業などにつくと、一般人と同じ事を言っても、聞いてくれる人
賛同してくれる人の数や質がまったく違ってくるのは、言うまでもありません。
 
あとは、芸能人!
みなさんも、思いませんか?
キムタクが、仲間由紀恵が、キンキキッズが、エビちゃんが…
「私は保健所出身の犬を飼ってます。みんなもそういう犬を
飼ってあげて!」
っていえば、処分される犬達がどれだけ助かると思いますか?
 
長くなりましたが、渡辺さんが、直接動物と関係ない分野から
働きかけた方が、効果的・・・
とおっしゃったのも、そういう意味ではないかと思います。