茶々のあし
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うわー!かわいい子犬たちが生まれました。 お母さん犬はとても嬉しそうです。 3匹の子犬たちは一生懸命お母さんのおっぱいを吸っています。 アレ? 飼い主のおばさんがやってきたようです。
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「あら、やだ、お父さん。またシロが子供を産んじまったよ!」 「なんだ、しょうがないな、どうせうちではそんなに飼えないんだから、少し大きくなったら山にでも捨ててこいよ。」 「そうね。仕方ないわねぇ、まったく…」 なんてことでしょう!飼い主のおじさんとおばさんは、この子犬たちを捨ててしまうつもりです。 |
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「うわーん、うわーん、お母さーん!」 「お腹すいたよぉ!」 「こわいよぉ、寒いよぉ!」 「ここはどこぉー!お母さぁーん!」 大変なことになりました。 飼い主のおじさんとおばさんに捨てられてしまった子犬たちはお腹をすかせ、寒くて、怖くて、淋しくて泣き出してしまいました。 こんな小さな子犬たちは、お母さんがいなければ生きていくこともできません。 このまま、寒さと飢えで死んでしまうのでしょうか?
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「みんな泣かないで!私たちで食べ物を探しましょう!」 兄妹の内の勇敢な女の子、茶々が言いました。 「街の方へ行けばきっとなんとなるよ、ね、行こう!」 茶々について他の2匹も歩き出しました。 |
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「あら?見て、あんな所に小さい犬たちがいるわ」 街につくと、人も車もたくさんいます。 「ホラ、見て、あの人たち、私たちを見てる!きっと私たちを助けてくれるわよ! オーイ!オーイ!」 茶々は優しそうなおばさんを見つけて走り出しました。 さあ、きっともうすぐ、暖かいベッドとごはんが待っているはず! と、その時です! 「あーっ、あぶない!」 |
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キキーッ! ドーン! キャイーン! 大変です!茶々が車にはねられてしまいました。 運転していたおじさんも驚いて車から飛び出してきました。 「茶々、茶々!ああ、どうしよう!」 兄妹たちも周りにいた人たちも、血をいっぱい流している茶々を心配そうに見ています。 |