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mako watanabe    ***   like the ocean we share, we are one in the same   ***               動物関連の記事を選びたい方は、カテゴリーの <ペット問題><@仕事> <動物福祉><動物関連イベント> からご覧ください。
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毎年、この日に思い出す人がいる。
出征が決まった伯父が、お見合いでバタバタと結婚した女性だ。
その後、伯父は戦地に赴き、彼女は舅と姑とまだ幼い義理の弟妹たちと家を守った。

終戦を迎え、しばらく経ち、伯父の無事帰還が決まった。
普段から言葉数の少ない彼女が、まだ10代だった私の父のところへ走ってきて言ったのだという。
「お兄さん、帰って来るって!」
ものすごく、本当に、ものすごく嬉しそうな顔で。

しかし帰宅した伯父は彼女に優しくなかった。
というより、つらくあたった。
おとなしすぎる性格と、美人とは言えない容姿が最初から気に入らなかったらしい。
彼女は離婚され、一人息子を置いて出て行った。

伯父は目鼻立ちのはっきりした、社交的な人と再婚した。
完膚なきまで尻に敷かれながら、あれはあれで幸せだったのだろうと思う。
その彼女に先立たれてから、なぜだか伯父と私の距離はぐんと縮まった。
でもそれも一年くらいで、伯父も亡くなった。

もっといろいろな話、祖父母のことや昔の生活のことなど聞きたかった。
いつか、もっと心おきなく喋れるようになったとき、最初の奥さんのことも聞いてみたかった。
戦後の混乱期を、どんなふうに生きたのだろう……
それを思うと胸が詰まる。

戦争を知らない人も、すぐ前の世代、縁ある人たちに、さまざまな物語があったのだ。
あの戦争は遠い世界の出来事じゃないし、いつまたどこかで起きる可能性もある。
8月15日は、そのことを思う日でもある。








広島と長崎に原爆が投下されたあと、記録用の撮影のため現地を歩いたジョー・オドゥネル氏。
「あれは過ちだ」と、母国アメリカで語るのは並大抵の勇気ではなかったはず。
私たちは過ちから学べるはずだ。






There never was a good war, or a bad peace.
良い戦争はなく、悪い平和もない
(Benjamin Franklin)







peace, no war

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